変異って何?
2021年に突如注目を浴びている、
”変異”
今日は変異について解説します。
一言で言ってしまえば、
変異はウイルスの進化です。
突然変異の変異をとって“変異”。
もっとわかりやすく説明しますね。
頭のモードをちょっと切り替えてください。
蚊の話をします。
2021年の蚊は僕(33歳)たちが子供のより、
小さくなっていることを皆さんご存知ですか?
蚊が進化しました。
蚊が小さくなるメリットは
網戸をすり抜けられることです。
でも蚊だってある日突然
おりゃーって小さくなったわけではありません。
ある日たまたま突然変異で、
小さめの蚊が産まれ、
その蚊はまんまと網戸をすり抜けます。
そして見事に人間様の血にありつき、
子孫を残すことに成功します。
親が小さいので、産まれる蚊たちも当然小さめ。
こういった突然変異と繁殖が30年間繰り返されて、
日本中の蚊のサイズはみごとに小さくなっていきました。
これが進化です。
進化論で有名なダーウィン博士は、
変化に対応できる生き物が生き残る。
というセリフを残しています。
日本の高品質な網戸が多い住宅環境の
変化に対応できた蚊が生き残りました。
話をウイルスに戻します。
TVで変異と聞くと
何か特別なことが起こっていると
感じるかもしれませんが、
今コロナウイルスで起きている変異は、
蚊と同じ様な自然の摂理です。
なんら特別なことではありません。
ただウイルスのいやらしいことろは、
繁殖スピードが尋常ではないということです。
蚊の産卵数が1回で100個前後なのに対して、
ウイルスは1日で100万個以上に増殖します。
極端にいうと蚊が30年(1万日)かかった変化が
ウイルスはたった1日で可能ということ。
だから突然変異でたまたま、
ちょっと型の違うウイルスが産まれると、
あっという間にウイルスの型が置き換わってしまう。
ということです。
じゃあこれはコロナ特有のことなのでしょうか?
違います。
当然インフルエンザウイルスも
変異を繰り返してきました。
皆さんコロナウイルスが蔓延する前。
2018〜2019年頃にゾフルーザというインフルエンザ薬が流行したのを覚えていますか?
即効性がタミフルよりも高く、
非常に効果が高いとされていました。
しかし、欠点がありました。
それは薬が効かないインフルエンザウイルスが産まれやすい。
ということ。
なので医師たちの間では
変異型のインフルエンザ(新型インフルエンザ)
が流行した際の最終兵器としてゾフルーザをなるべく使わずに残しておきたい。
という意見が多かったようです。
ですがゾフルーザがメディアに取り上げられると、
処方を希望する患者さんが殺到し、
一部の医師たちはゾフルーザを処方しました。
どうなったか?
あっという間にゾフルーザが効かない
インフルエンザウイルスが発生しました。
変異、変異と今何かとても怖いことが
起こっているように感じますが
実はず〜っと起こっている当たり前の変化です。
う一つ変異が騒がれている原因があるとすれば、
技術の進歩にあると思います。
変異したウイルスが簡単に調べられるようになった。
今までは分からなかった変異がすごく簡単にわかる。
とういうことも要因じゃないかなぁと思います。
怖くない。
とは決して言いません。
センセーショナルな報道に振り回されず、
正しく恐れることができると良いなぁと思います。
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