コロナ感染爆発の要因
インド型のデルタ株により感染爆発が起きています。
ではこの感染爆発はなぜ起きているのでしょうか?
今日はこのメカニズムについて解説します。
デルタ株の流行以前も、
日本でもコロナが流行していました。
しかし某政府関係者が”さざなみ”と表現して問題になったように
欧米諸国と比較すると明らかに感染者数が少なく、
BCG予防接種のおかげじゃないか?
等、明確な答えがないままでした。
実はこれは日本人はじめアジア人の多くが持っている、
HLA-A24という免疫細胞が、
従来のコロナに対しかなり有効に作用するため、
欧米諸国に比べて感染者が少なかったことが明らかになりました。
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00099.html
デルタ株流行の謎を紐解くにはココにヒントがあります。
デルタ株はインドで変異したウイルスです。
世界で2番目に人口の多いインド(アジア)で感染を繰り返すことにより、
アジア人特有のHLA-A24という免疫細胞を回避する能力を獲得した。
そのため、欧米と同水準の感染拡大が起こっていると考えられています。
しかし、ワクチンによる重症化・死亡予防効果は認められています。
副反応が怖いという方がいるかもしれませんが、
とりあえず打つという判断が良さそうです。
南米原産のラムダ株の発生も話題になっていますが、
この理論だと日本人にとってはデルタ株の方が脅威かもしれません。
人種ごとに姿を変える。
やはりウイルスの世界は凄まじいです。